おわりに

というより、紛争の終わりの始まりに、というべきでしょうか。

内容証明の作成と送付は、これから後に続く、場合によってはイヤになるほど長い戦いの始まりにすぎません。労働紛争では、内容証明が正確に書けることは紛争解決の必要条件ではありますが十分条件ではないのです。だからこそ、限りあるお金の使い方を間違えないでほしいし、その上で正しい内容証明を作ってほしいのです。それが本稿を著した理由です。

最後にお願いです。

最近多いのですが、自分で作った&変な業者にだまされて作らされた妙な内容証明を引っさげて相談にくる労働者にこちらも困ってしまうことがあるのです。後日証拠が残る以上、うっかり撤回も修正もできません。正直言って頭を抱えてしまいます。

そんなことになるまえに、当事務所の有料相談の活用をご検討頂きたいのです。
文案の検討なら1万円を超えることはありませんし、仮に内容証明が蹴られたあとの措置の相談も一貫して対応できます。そしてなにより、あなたに正確な労働法の知識を提供できるのですから。

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Last Updated : 2013-07-09  Copyright © 2013 Shintaro Suzuki Scrivener of Law. All Rights Reserved.