目次これは債権差押命令申立書を自分で作るためのコンテンツです
- 目次・債権差押命令申立の参考文献
- 債務名義とは・強制執行とは
- 仮差し押さえ(仮差押)について
- 書式を探す前に調べておくこと
- 債務名義以外に必要な書類
- ここまでのチェック
- 差し押さえる財産・時期について
- 債権差押命令申立の流れ
- 申立前の準備
- 申立書類作成
- その他の書類(申立書提出時)
- その他の書類(取り立て・取り下げ時)
- 転付命令申立について
- 申し立て後に送られてくる書類
- その他の書類(申立準備)
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送付書
送付書
債権者 甲野太郎【1】
債務者 株式会社サンプル不動産【2】
第三債務者 株式会社見本銀行【3】
上記当事者間の御庁平成25年(ル)第123号債権差押命令申立事件の取り下げのため、下記の書類を郵送にて提出します。
債務名義および送達証明書は、返送用封筒にて返送されますようお願いします。【4】
平成25年6月30日【5】
債権者 甲野太郎【6】
名古屋地方裁判所 御中【7】
記
取立届 1通【8】
取下書 3通【9】
取下届送達用封筒 2枚【10】
債務名義還付申請書兼請書 1通【11】
返送用封筒 1枚【12】
以上
説明
【1】
債権差押命令申立書に添付した当事者目録に記載の債権者名を書く。
【2】
当事者目録に記載の債務者名を書く。
【3】
当事者目録に記載の第三債務者名を書く。送達場所の記載は不要。
【4】
今回の債権差押命令の事件番号を記入する。提出している債務名義・送達証明書の枚数に応じて書き換える。債務名義に記載の債権の全額の支払いを得た場合には債務名義が債権者に返還されないので、最後の一文を削除しておく。
【5】
提出日を書く。
【6】
債権者名を書き、捺印する。
【7】
債権差押命令を申し立てた裁判所名を書く。
【8】
第三債務者1名の場合。複数の第三債務者から取り立てをおこなった場合は、取立届の通数が増加する。
【9】
債務者・第三債務者各1名の場合。取下書は裁判所・債務者・第三債務者各1名分の通数なので、債務者・第三債務者の数だけ増加する。
【10】
債務者・第三債務者1名の場合。債務者・第三債務者の数だけ増加する。宛名を当事者目録のとおりに記載し、切手を貼ること。
【11】
債務名義が複数あれば、通数を書き換える。
【12】
返送用の封筒には自分の住所氏名を書き、簡易書留分の郵便切手を貼っておく。レターパックプラスの封筒を用いても可。
返送用封筒について
取り立てを通じて債務名義に記載の債権の全額の支払いを得た場合には債務名義が債権者に返還されないため、返送用封筒を同封する必要はありません。申立とは関係なく債務者から支払いを得たためにもう申立をしない場合など、債務名義の返還をうける必要がない場合も返送用封筒を同封する必要はありません。ただし、裁判所における事件処理を進めるために取下届だけは提出するようにしてください。