目次これは債権差押命令申立書を自分で作るためのコンテンツです
- 目次・債権差押命令申立の参考文献
- 債務名義とは・強制執行とは
- 仮差し押さえ(仮差押)について
- 書式を探す前に調べておくこと
- 債務名義以外に必要な書類
- ここまでのチェック
- 差し押さえる財産・時期について
- 債権差押命令申立の流れ
- 申立前の準備
- 申立書類作成
- その他の書類(申立書提出時)
- その他の書類(取り立て・取り下げ時)
- 転付命令申立について
- 申し立て後に送られてくる書類
- その他の書類(申立準備)
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取立届(取立完了届)
取立届
債権者 甲野太郎【1】
債務者 株式会社サンプル不動産【2】
第三債務者 株式会社見本銀行【3】
上記当事者間の御庁平成25年(ル)第123号債権差押命令申立事件について、債権者は平成25年6月24日、第三債務者株式会社見本銀行より金10万円の支払いを受けたので届けます。【4】
なお、取立ては全額終了しました。【5】
平成25年6月30日【6】
債権者 甲野太郎【7】
名古屋地方裁判所 御中【8】
説明
これは、第三債務者から直接お金の支払いをえた場合に提出する書類です。差し押さえの申し立てをしたら債務者がお金を払ってきた、という場合は単に申し立ての取り下げを行うことになり、この書類を提出する必要はありません。
【1】
債権差押命令申立書に添付した当事者目録に記載の債権者名を書く。
【2】
当事者目録に記載の債務者名を書く。
【3】
当事者目録に記載の第三債務者名を書く。送達場所の記載は不要。
【4】
第三債務者からお金が支払われた日とその金額を書く。
【5】
今回の債権差押命令申立における取り立てが終わった場合はこの一文を書く。複数月の給料など、何回かにわけて支払われるお金を差し押さえており、まだ支払いがある場合は『取立てはまだ継続しています』と記載する。
【6】
提出日を書く。
【7】
債権者名を書き、捺印する。
【8】
債権差押命令を申し立てた裁判所名を書く。
請求債権の全額を取り立てた場合は取立届という標題にせず、取立完了届としてください。