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『おはよう』のない事務所でContents
- 登場人物
- 七転八倒
- 仲夏の焦燥
- 晩夏の疑問
- 8月の呆然
- 9月の平穏−ただし、かりそめの−
- 10月の奔走
- 仲秋の暗雲
- 11月の困惑
- 12月の失言
- 1月の暗転
- 晩冬の解放−ただし、かりそめの−
- 工場勤務
- 隠密偵察−平成12年10月−
- 論点整理−平成13年6月−
- 作戦構想
- 推定計算
- 基本給の推定
- 退社に伴う基本給
- 賃金単価
- 法内残業対『違法残業』
- 残業時間の推定
- 賞与の計算
- 解雇予告手当の計算
- 全面衝突
- 一夏の爆笑 −内容証明攻防戦始末−
- 威力偵察
- 宣戦布告
- Love Letter from 新東京郵便局♪
- 残夏の憂鬱 −決戦準備−
- 受験結果
- 訴状提出
- 錦秋の結実
- 遅滞防御 −読み方は「じかんかせぎ」−
- 決戦前夜
- 腹が減っては戦はできぬ
- 茫然自失
- 円卓法廷
- 口頭弁論
- 証人尋問
- 和解勧試
- 戦果拡張
- 和解条項
- さようなら!『おはよう』のない事務所
はじめに
これは、私が勤務していた行政書士・土地家屋調査士の事務所への就職から約5ヶ月にわたる勤務の状況と、その後の少額訴訟で残業代の支払いを実現するまでの記録です。
この訴訟は平成13年、私が司法書士として開業するずっと前に起こしたものです。その当時は、この紛争でかかわってきたさまざまな士業の人の対応にいちいち驚いたり腹を立てたりしていたのですが、開業後こうした事業主や代理人はごく普通に存在するのだ、ということがわかってきました。士業になにか理想を抱いている方や、街の法律家を自称しておられる方々には腹立たしいコンテンツかもしれませんが、実際に労働紛争で使用者やその代理人たちと対峙しつつある方々への共感を込めて、この記録を公開します。
このコンテンツは、ブラックな零細企業の残業代不払いと本人訴訟の体験談です
給料未払い解決のための相談と法的手続き・これらの費用に関する情報は
賃金・残業代・解雇予告手当の請求に関する内容証明郵便の作成方法は